ついに登場、あのミシュランでおでん屋さんとして初めて星を獲得した、麻布十番のおでん屋さん、「あざぶ一期(いちご)」さん。
麻布十番駅から徒歩5、6分程度の所に位置する、好立地。
おでんのだしは、化学調味料を一切使っていない、伝説の黄金色。
なんと、8種のスープをブレンドして作っているだしは、「佐賀のとび魚」、「土佐の豆鯵(まめあじ)」、「瀬戸のいりこ」、「利尻の昆布」、「鯛のスープ」、「蛤のスープ」、「野菜スープ」、「チキンスープ」により形成されている。
手間暇かけて作られただしに浸されたおでんはどれも絶品。
絶妙な半熟感で仕上げられている玉子(メニュー名:一期玉子・340円)は、これまでに食べた玉子の中で間違いなく1番の味。
追加注文せずにはいられない。
さすがに大衆店ほどのお値段ではないので、頻繁に伺えるお店ではないが、こちらのおでんは誰が食べても絶品だろう!
刺身等の魚介系メニューについても、一切妥協を感じられない。
さて、こちらのポテサラだが、あつあつでいただくタイプのポテサラ。
東京ポテトサラダボーイズの読者の皆様は、「ポテサラは冷たい物」という概念を捨て去って欲しい。
マッシュ感、おいも感共に最高の状態で提供されるこのホットポテサラは、生ハムで巻いていただく。
生ハムの塩分がポテトサラダに見事に調和してしまう…
ポテサラは決して脇役のメニューではないことを再確認した。